7月21日、根井・朝日少年消防クラブが研修会を開催しました。
市内唯一の少年消防クラブである同クラブには、根井・朝日地区の小学生8人が所属。火災予防運動期間中の防火広報や、消防施設の見学などを行う研修会の開催といった活動を行っています。今年の研修会では、地震で津波が発生した場合にどのように命を守るかを学ぶため、防災マップの作成を行いました。
はじめに、東日本大震災発生時に市役所で防災を担当した市職員が、大地震により発生する被害や三沢市のハザードマップについて解説。その後、子どもたちは保護者や地域の方々と一緒に、ハザードマップを参考にしながら津波の浸水エリアや避難場所、大きな道路やガソリンスタンドなどに色を塗り、手作りの防災マップを作製。「津波がここまでくると知らなかった」と驚きながら、避難経路や避難場所を確認していました。
その後、バスで現地視察へ出発。電柱に掲示されている海抜の表示や四川目の金毘羅神社の津波記念碑、三沢漁港などを巡り、津波の脅威について理解を深めていました。